バリューチェーンとカネの流れ
企業は顧客へ価値を届ける。
顧客は価値を受け取り、価値を実現し、価値を享受する。
価値の企画から価値の実現までの活動を「バリューチェーン(価値の連鎖)」と言う。
企業の使命は、価値の創造と実現だ。
お金の流れである「パチオリ図」と関連して考えると、
お金を顧客のための価値に変え、価値の対価として、お金(収益)を得ることになる。
「カネ」→「価値」→「カネ」という流れだ。
「カネ」を「価値」に変えるのは、資産や費用への投資活動だ。
顧客にどんな価値をどのように届け、どのように享受してもらうのかを決定し、
固定資産や流動資産、固定費や変動費として、バリューチェーンの活動を形成する。
そのためには、「価値の設計」から始める。
これが、顧客起点のマーケティングになる…。