「見える」商品ではなく「見えない」価値を売る
商品は「見える」が、価値は「見えない」。
顧客が購入しているのは、商品のようでいて、実は「価値」を購入している。
「価値」とは、自分にとって「役立つ何か」だ。
顧客は、「モノではなくコトを買っている」と言うこともできる。
しかし、販売する側は、どうしても「モノ」を売っているという気になってしまう。
顧客の側でも、本当は、「価値」を購入しているのだが、「モノ」を購入しているように思ってしまう。
だから、「どんな価値を購入しているのですか?」と尋ねても、なかなか明確な答えは返ってこないだろう…。
だからこそ、ドラッカーが尋ねるように、常に、
「顧客にとっての価値は何か?」を、いつも問い続けなければならない。
その中に、売り上げを伸ばす大きなヒントが潜んでいるだろう…。