7 「マーケティングのSTP」…P ポジショニング
「マーケティングのSTP」… P ポジショニング
ポジショニングとは「位置づけ」。
そのためには、「立ち位置」を決める必要がある。
セグメンテーションとターゲティングを終えて、
見込み客に次のように言うことができる。
「あなたが私たちにとって最良のお客様であることが判明しました」
「私たちこそ、あなたに最高の貢献ができます」
顧客
「・・・・」
「だから?」
「そもそもあなたは誰なの?」
セグメンテーション、ターゲティングしたとしても、
まだ顧客の心をつかんでいるわけではない。
顧客の側に、
あなた(とあなたの製品やサービス)が、「輝く存在」として表れなければならない。
顧客の心の中に、しっかりと存在しなければならない。
顧客の心の中にしっかりと存在させること、それがポジショニングだ。
「ポジショニングは製品から始まる。
しかし、ポジショニングは製品に対して行うものではない。
見込み客のマインドに対して行うものである。
つまり、見込み客のマインド内に製品をポジショニングするのである」
(ポジショニングを最初に提唱したアル・ライズ、ジャック・トラウト)
そのためには、自社の製品やサービスを競合他社の製品の中で、「際立たせ」る。
「位置づけ」る。
「何かと同じ仲間ではある」が、
「何かとは、決定的に異なる」
他に類のない独自の製品なのだ
と位置付けられること。
それが、ポジショニングだ。