「美の中を歩く」 ナバホ族の生き方
BSテレビの再放送だったろうか・・・。
タレントの原千晶さんが、アメリカインディアンのナバホ(Navajo)族を訪ねる番組を目にした。
原さんは、子宮ガンと戦っている。
再発もありうるかもしれないという。
そうした中で、ナバホの「美の中で終わる」という言葉を知り、こころ惹かれていた。
ナバホは、独自の世界観を持っている。
「死」については考えない。
「死」ではなく、考えるのは、ただ「美の中を歩く」ことだという。
ナバホの「美」とは、人生におけるあらゆる物事、人々、自然、動物、植物、感情、天気などとの「調和」を意味している。
「美の中を歩く Walking in Beauty」という祈りの一節から。
「私は、美の中を歩く
前にある美とともに歩く
後ろにある美とともに歩く
私の上にある美とともに歩く
私の回りにある美とともに歩く・・・」
Walking in Beauty
In beauty may I walk
All day long may I walk
Through the returning seasons may I walk
Beautifully I will possess again
Beautiful birds
Beautifully joyful birds
On the trail marked with pollen may I walk
With grasshoppers about my feet may I walk
With beauty may I walk
With beauty before me may I walk
With beauty behind me may I walk
With beauty above me may I walk
With beauty all around me may I walk
In old age, wandering on a trail of beauty, lively,may I walk
In old age, wandering on a trail of beauty, living again,may I walk
It is finished in beauty
It is finished in beauty
Anonymous(Navajo)