「自分の付加価値をどれだけ上げられるか?」…秋季研修の感想から
今春入社の新入社員。
入社して半年近くが経った。
職場に配属されて数ヶ月、徐々に学生の意識から社会人としての意識へと変わっている。
また、ビジネスに対する現実的な問題意識も芽生えている。
先日、弊社で受託している研修を実施させていただいた。
参加者は、ほぼ全員が修士号以上を持っている技術系の新入社員数十名。
これまで、まったくなじみのなかった「企業と経理のしくみ」について、「パチオリ」プログラムによって、お金の流れを目に見、手を動かしながら体験した。
一日で、一気に、「企業と経理のしくみ」の理解について、自信を持っていただいたようだ。
およそ半年振りに再会した同期生。
グループでのゲーム・シミュレーションのセッションは、さらに盛り上がる。
しかし、最後に「クールダウン」をする時間が必要だ。
体験を「言語化」する。
「人に語れるように」、また、自分の記憶として、「ことば」にするプロセスだ。
参加者の発表の中で、いくつかの素晴しい「ことば」を聞くことができた。
・「会社というものの『深遠(しんえん)』を理解するには、お金の流れを理解することが必要だ」
・「会社というものを理解する中で、『自分の付加価値をどれだけ上げていけるか』を課題としていくことを、グループ全員で誓った…」
感銘を受けた。
疲れが吹き飛ぶような感じだった…。